3日間やめてあとは近づかない。
これが断酒の答えらしい。
ついに4日目に突入した。
金曜日の解放感で飲みたくなるのは、否定できなかったがそれでもここでやめたらもとに戻ってしまうのが分かっているのと、こうして書き続けるのが面白くなってきたので継続できている。
断酒を失敗するのは、自由な時間がある時とストレスがある時だと思う。
ストレスが大きすぎてもその不快な感覚から逃げたくなって飲みたくなるし、解放感と自由な時間があっても飲みたくなる。
困ったものだと思う。
こうして文章にしてみると、どんな状況でも飲みたくなるんじゃないかと思ってしまう。
答えになって内容で実はこれが依存症のコワイところだと思う。
飲酒欲求は、言葉巧みに酒が飲めるように理由を思いつかせる。
今日は、めでたいとか、せっかく誘ってくれてるから、今日だけはとかいくらでも理由を作ってくるのだ。
空腹だから、怒っているから、疲れたから、寂しいからなど全部飲む理由になる。
これはHALTといわれて有名なものだが、結局は不快感があると飲みたくなるということだと思う。
不快感をしっかりと味わうことができないと断酒を継続するのは難しいのではないだろうか。
嬉しいときもしっかりと嬉しさを味わうために正常な自分でいたいとかそんな考えでいられたなら成功してお酒に近づかずに過ごせるのではと思う。
時代も変化してきて今は飲まないことも受け入れられるようになってきたが、ほんの少し前までは強制参加の飲み会があったり、乾杯のビールくらい飲めないとなんだか変わった人のように扱われたりしていたのだから恐ろしい。
普段車の運転ができる人が、運転を法律で禁止されるくらい判断を狂わせてしまうアルコール飲料を飲むのが普通な生活や、そんなものがどこでも買えてしまうのもなんだか危険な世に感じてくる。
騒ぎになることが分かっているのに飲酒で問題行動をしてしまう芸能人が常にいるのもやはりアルコールが薬物だからだろう。
普段は普通の性格の人なのに、酒の席での失言やケンカなど人格まで変えてしまうのだから・・・
なんだか恐ろしいものを飲んでいたことが調べれば調べるほどわかってくるがちゃんと断酒すれば回復することも分かってきた。
すでに、ちゃんと眠ったり、気持ちよくおきたり、感動したりといった能力が戻り始めている。
嗅覚も変わってくるようで人の酒の匂いが以前より分かるようになった。
タバコをやめてからタバコの臭いが不快に感じるようになったのと似ている。
禁煙席と喫煙席が分かれるようになったように、飲酒席が分離されるようになるかもしれない。
飲酒席は居酒屋のようなにぎやかな空間になるだろうが、分離してどうなるか眺めてみたい気もする。
そんなこと思いながらも4日目は無事に過ごせました。
次の目標1週間に向けて今日も回復した熟睡力で寝ることにします。
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