2日目の断酒

昨日からお酒を飲んでいないので明らかに睡眠が違う。
何度か夜に目は覚めてしまったが、のどの渇きが無いのがとても快適。
朝起きたときには、なんだか気分も普段より良い気がする。
飲まずに寝るだけでこんなに健康になるのかと感じる。
視点を変えれば本来はまだこんなに健康に動けるのにアルコールという薬物で具合が悪い状態が普通になっていただけともいえる。

年を重ねて年齢のせいで疲れが取れにくくなるというよりは、酒やたばこなどの悪習慣で具合が悪くなっている割合が実は多いのではとも思えた。

朝から体調がよく思考もクリアなので、普段と同じ仕事でもストレスなく進んでいく。
それだけ飲酒は翌日にも影響して仕事の効率も落としているようだ。

ストレスから仕事が終わると飲みすぎてしまうことはよくある話だが、二日酔いで翌日仕事に行くことになるので翌日が大変になり帰宅も遅くなりストレスもたまるという悪循環だ。
理屈では分かっていても今日くらいは飲まないとやってられないという思いにさせるのもまたアルコール依存性によるいたずらでもある。
依存症になると体内からアルコールがなくなると飲酒欲求が出てきて早くアルコールを補給するように身体は要求してくる。
この飲酒欲求が実は小悪魔で、理性にも入り込んできてもっともらしい理由が頭に浮かぶようになる。
今日は大変な日だったからとか、明日は休みだから今日くらいはとか、誰かの祝いだからとか理由は何でもよいのが本当のところだ。
そんなこんなで結局飲んでしまってというのが失敗例だが、今日も断酒成功!
Asahiのドライゼロは、ノンアルコールビールのなかでもとてもよくできていて、味とのど越しを楽しむのには十分だ。

人によっては、ノンアルコールビールも本物ビールの記憶を思い出してしまうのでNGという人もいるが自分はとても助かっている。
炭酸水やソーダとは違って、おいしく感じる。
本物との違いは、当然だが酔わないので思考がクリアなままというのと、ビールのように次々と飲む前にお腹いっぱいになることだ。
ビールがあれだけ飲み続けられるのが本来おかしいのだが、アルコールによる脱水作用で飲めば飲むほど水分が失われるのでそんなことになるようだ。

2日間飲まないと、楽しむ力が戻ってくるのを実感する。
今日も映画を2時間集中して観ていた。
これが飲みながらだと、集中して観ていないしひどい場合には途中で寝てしまったりとせっかくの感動の機会を無駄にしている。

3日やめてそのまま酒に近づかなれば止められると誰かが言っていた。
明日で断酒3日目。
明日を乗り切ってうまく距離を取り続ければまた映画に感動したり、読書に熱中したりと楽しみが戻ってくるような手ごたえを今日は感じた。



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