昨日から、久しぶりに強くお酒が飲みたくなった。
ビールではなく、ウイスキーやジン。
酔いつぶれたいわけではない。グラスを傾けながら、これからの人生についてゆっくり考える。そんな時間を過ごしている自分を想像していた。
そして、こんなことも考えていた。
「もう半年近く飲んでいないんだから、今なら適量でやめられるんじゃないか」
本当に買いに行きそうだった
昨日は仕事の帰りに、コンビニでウイスキーのボトルを買って帰ろうかと思った。
結局買わずに帰宅したけれど、翌日になっても飲みたい気持ちは残っていた。
今日も、近くのコンビニまでお酒を買いに行こうかと考えた。
ずっとお酒のことばかり考えていたわけではない。ほかのことをしている間は忘れていることもあった。
でも、心の奥の方に飲みたい気持ちがずっと残っている。
今振り返ると、かなり危なかったと思う。
楽しかった記憶だけが残っていた
そんなとき、以前お酒を飲んでいた頃の生活を思い出してみた。
飲んでいる間は楽しかった。
でも、翌朝はどうだっただろう。
目が覚めても、前の晩に何をしたのか覚えていない。
部屋の中はめちゃめちゃになっている。
ベッドではなく、床で寝ていたこともあった。
当然、体調も最悪だった。
せっかくの休日なのに何もできない。ただ一日、体が回復するのを待つしかなかった。
そんなことを何度も繰り返していた。
そうだった。
自分は、あの生活が嫌でお酒をやめたんだった。
良くなった生活が当たり前になっていた
お酒をやめてから、生活はいろいろと改善した。
夜中に目が覚める回数が減った。朝は頭がすっきりしている。記憶のない前夜について不安になることもない。
休日は映画を観たり、料理をしたり、投資を研究したり、将来の暮らしについて考えたりできる。
以前なら二日酔いで失っていた時間を、今は好きなことに使えている。
でも、半年近くそんな生活を続けているうちに、それがすっかり当たり前になっていた。
不思議なものだ。
生活が良くなったからこそ、以前どれほどつらかったのかを忘れてしまっていた。
そして、お酒の楽しかった部分だけを懐かしく思い出していた。
昨日飲んでいたら、今日はどうなっていただろう
今日は映画を楽しみ、早期リタイア後の生活について考え、ブログや新しい事業のアイデアもいろいろ浮かんだ。
部屋のことにも手をかけられた。
昨日ウイスキーを買って飲んでいたら、こんな一日にはならなかったかもしれない。
以前と同じように飲みすぎて、今日は二日酔いで寝込んでいた可能性もある。
さらに怖いのは、一度飲んだことをきっかけに、また仕事帰りにお酒を買う生活へ戻ってしまうことだ。
最近、自分は早期リタイアについてよく考えている。
でも、もし以前のように飲酒している状態で自由な時間が増えたらどうなっていただろう。
休日だけではなく、毎日飲めるようになってしまうかもしれない。
せっかく手に入れた自由な時間を、飲酒とその回復に使ってしまっては意味がない。
飲みたい気持ちは、飲まなくても収まった
今日、以前のお酒との付き合い方を振り返り、断酒後に改善したことを一つずつ思い出しているうちに、飲みたい気持ちは次第に弱くなっていった。
そして、今はほとんど収まっている。
今回分かったことがある。
お酒を飲みたいという強い波が来ても、必ず飲まなければならないわけではない。
時間を置き、以前の生活を思い出すことで、その波が過ぎ去ることもある。
断酒170日目。
今回はかなり危なかった。
でも、飲まずに済んだ。
お酒をやめて良くなった生活が、いつの間にか当たり前になっていた。
だから、やめた理由を忘れかけていただけだった。
今の当たり前は、170日かけて取り戻してきたものだ。
次にまたお酒が飲みたくなったら、この記事を読み返そうと思う。

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