今日は酒をやめて100日目。
100日という数字を見ると、ずいぶん長く続いたようにも感じます。
ただ、最近は「断酒を頑張っている」という感覚よりも、酒を飲まない状態で普通に生活することのほうが自然になってきました。
今日も特別なことをしたわけではありません。
部屋を掃除して、これからの片付け方を考えて、映画を一本観ました。
でも、こういう一日の中に、酒を飲んでいた頃とはかなり違う生活が見えてきます。
猫のトイレ周りを掃除して気づいたこと
今日は猫のトイレの前に置いていたバスマットを洗いました。
洗ってみると、思っていた以上に汚れていました。
猫のトイレの前なので、当然といえば当然です。
今までも掃除はしていましたが、マットそのものを定期的に洗うというところまでは、あまり意識していませんでした。
これからはトイレの前にはマットを敷きつつ、定期的に洗うようにしたほうが良さそうです。
一度仕組みを作ってしまえば、それほど大変ではありません。
カーペットもかなり汚れているはず
部屋を見回していると、カーペットも気になってきました。
考えてみれば、今のカーペットはもう5年くらい使っていると思います。
もちろん掃除機はかけています。
それでも、5年間使っていれば掃除機だけでは取れない汚れが蓄積していて当然でしょう。
もしかすると、部屋の中で気になっていた臭いのかなり大きな発生源だったのかもしれません。
普段そこにあるものは、だんだん「あるのが普通」になってしまいます。
そのため、自分では気づかないうちに汚れも蓄積していくのでしょう。
ソファーも一度しっかり洗いたい
同じことはソファーにも言えそうです。
ソファーにはカバーをつけていて、カバーそのものは洗っています。
それでも本体は何年も使っています。
表面だけではなく、中にも汗や皮脂、ホコリなどが少しずつ入り込んでいるはずです。
これはウェットクリーナーなどを使って、一度しっかり洗ってみたいところです。
最近は一気に全部きれいにしようとは考えなくなりました。
「ここが汚れている」と気づいたら、次にそこを片付ける。
必要な道具や方法を考えて、一つずつ改善していく。
このやり方なら続けられそうです。
片付けるための「仕組み」ができてきた
最近の自分の生活で大きく変わったところは、何か問題を見つけたときに、
「面倒だな」
で終わらなくなったことかもしれません。
どうすれば次から楽になるのか。
何を決めておけば散らからないのか。
どうすれば掃除しやすくなるのか。
そんなことを考えるようになりました。
今回なら、
- 猫のトイレ前には洗えるマットを置く
- マットは定期的に洗う
- カーペットは長期間使いっぱなしにしない
- ソファーも表面だけではなく本体を清掃する
という感じです。
完璧に片付いた部屋を一日で作る必要はありません。
仕組みはできてきたので、あとは少しずつ片付けていけばいい。
今はそんな感覚です。
夜は『シティ・オブ・エンジェル』を観た
片付けのあとは、映画『シティ・オブ・エンジェル』を最後まで観ました。
以前にも観たことがある映画なのですが、今回観てみると記憶に残っていた印象とはかなり違いました。
最近、昔観た映画をもう一度観ると、こういうことがよくあります。
映画が変わったわけではありません。
見ている自分のほうが変わったのでしょう。
今回も途中までは、
「このままハッピーエンドで終わってほしい」
と思いながら観ていました。
だからこそ、最後の展開はやはりつらい。
ただ、あの結末があるからこそ、この映画が伝えようとしていることも強くなるのだと思います。
「I can’t see you, but I can hear you.」
映画の中では、
“I can’t see you, but I can hear you.”
という言葉が繰り返されていました。
「あなたを見ることはできない。でも、声は聞こえる」
という意味です。
映画のストーリーを理解してから振り返ると、この言葉にもかなり大きな意味があります。
最近は英語で映画を観ることが増えていますが、こうした繰り返される言葉が自然に耳に残るようになってきました。
以前なら英語の文章として分析していたかもしれません。
今は映画の場面と一緒に、そのまま言葉が記憶に残ります。
英語を「勉強するもの」ではなく、物語を理解するための言葉として受け取れる瞬間が増えているのだと思います。
ニコラス・ケイジの表情がこの映画に合っている
そして、やはりニコラス・ケイジ。
いつも少し泣きそうに見える独特の表情が、この映画にはものすごく合っています。
静かで、どこか寂しそうで、感情を強く表に出しているわけではないのに、何かを訴えているように見える。
あの顔だから成立している場面もかなりあるように感じました。
昔観たときには、そこまで俳優の表情まで意識していなかった気がします。
映画そのものだけでなく、俳優の演技やセリフの聞こえ方まで楽しめるようになってきました。
100日前には想像していなかった普通の夜
今日一日を振り返ってみると、
部屋の臭いの原因を考え、
マットを洗い、
カーペットやソファーの掃除方法を考え、
これから片付けていく仕組みを作り、
夜には英語で映画を一本観る。
ただそれだけです。
でも、酒を飲んでいた頃なら、こういう一日にはならなかったと思います。
帰宅後や休日の時間が酒を中心に回っていれば、部屋の細かな問題に気づいても後回しになっていたでしょう。
映画を観ても、最後まで集中して観られなかったかもしれません。
英語のセリフを聞き取って、その意味について考える余裕もなかったと思います。
断酒100日目になって感じるのは、大きな何かを手に入れたというより、
普通の生活の中で使える時間と感覚が、少しずつ戻ってきた
ということです。
断酒100日目
100日目だからといって、今日は特別なイベントをしたわけではありません。
部屋を整えて、映画を観ただけです。
でも、むしろそれでいいような気がします。
酒を飲まないことが特別な挑戦ではなく、普通の日常になってきたということだからです。
以前なら酒に使っていた時間で、家を少し整える。
以前なら酔って過ごしていた夜に、一本の映画を最後まで味わう。
そして翌日には、その続きをまたやる。
そんな普通の日を積み重ねた結果が、今日の100日なのだと思います。
明日からも、特別なことをする必要はありません。
今日気づいたところを、また一つ整える。
それくらいで十分です。

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